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テントサウナ6種類の紹介

1日の平均利用者数が7万人を超える、浜松駅。
そんな浜松駅北口から歩いて5分の所にある『新川モール』

新川モール

遠州鉄道の高架下、この新川モールで『遠州サウナ』が開催されます。ビルや高層マンション、ビジネスホテルが立ち並ぶ浜松の中心部、こんな街中の風景に似つかわしくないテントサウナが6基も。
テントサウナと言ったら自然の中、青空の下で楽しむのが一般的ですが、この『遠州サウナ』が開催される会場は何と浜松の街中。それも線路の高架下で行われます。

日常とも言える街中の風景の中に、非日常とも言える6基のテントサウナとプール、休憩用の椅子が並べられている光景。このミスマッチした景色に心の底から愛でたい気持ちが、沸々と湧き上がります。
この6基のテントサウナ。テントサウナという括りで見れば全部同じなのですが、中身は全然違います。

エスキモー

『エスキモー』

まずは赤い『エスキモー』
実はこちら、オーナーさんがワカサギテントをサウナに改造したものなのです。氷が張った湖の上で暖をとりながら氷上フィッシングを楽しめるアメリカ生まれのテント。
大人10人以上が入れる広さがあり、室温は90〜100℃位。オーナー拘りのロウリュ用のアロマも良い感じ。

夜のテント内

そして夜になればテント内で照明のライトアップもされます。ライトアップされたテント内は大人の雰囲気。

パノラマビューサウナ

パノラマビューサウナ

大きな窓が目を引く、この『パノラマビューサウナ』は室温は90〜100℃位。大きな窓から外の様子がばっちり見えます。浜松の街中でテントサウナをしていると実感しながら蒸される事が出来ます。

静岡茶ロウリュ

そして、こちらのテントサウナのオーナーさんは何と浜松で90年以上続く老舗のお茶屋さん。テント内には贅沢にもお茶でロウリュが出来ます。飲むだけではない、全身で浴びる浜松のお茶。お茶ロウリュをストーンに一杯かければ、お茶の良い香りに包まれます。そんな贅沢、施設サウナでは味わえません。

METOS社製の『ICOYA』

METOS社製の『ICOYA』

まるで列車の様な、この黒いテントサウナ。広さがあるので、室温は90℃位。
こちらは、今年の2月に発売されたばかりの日本のサウナメーカー『METOS』社製の『ICOYA』というテントサウナ。見ての通り、列車の様に複数のテントを無限に連結出来るのが特徴。熱源は、蓄熱にも優れたパワフルなフィンランド製の薪サウナストーブ。ステンレス製のストーブが本当に美しい。

薪入れの扉がガラスなので、燃える火を眺めながら蒸される事が出来ます。焚き火を見るようにテントサウナで蒸される、至福。

エイケン工業製『ガレージサウナ』

エイケン工業製『ガレージサウナ』

ガレージの様なテントサウナは『エイケン工業』製。室温は90℃位。こちらは『テントサウナ』ではなく『ガレージサウナ』です。
実は『テントサウナ』という言い方が商標登録の関係で使用出来ないとの事で『ガレージサウナ』と呼んでいます。このエイケン工業と聞いてピンと来ない方が大多数だと思われます。それもそのはず。こちらのエイケン工業は静岡県御前崎市に所在する自動車フィルターの会社なのです。本業の自動車フィルターに加えて新規事業として、2年前からテントサウナの開発がスタート。およそ2年の開発期間を経て、遂にガレージサウナが完成。まだ販売開始されていないメイドイン静岡のガレージサウナ、ここ遠州サウナで体験出来ます。

●エイケン工業株式会社https://www.eiken-kk.co.jp/point

『サヴォッタ』

『サボッタ』

次はムーミンに出てくるスナフキンの帽子の様な形が可愛らしい『サヴォッタ』このテントサウナはサウナ発祥の地、北欧フィンランド生まれ。室温は70〜90℃位。
他のテントに比べて温度が低いと侮るなかれ。サヴォッタの魅力は『湿度』にあります。火力のある薪ストーブに大量に積まれたサウナストーン。このサウナストーンのタワーにラドル一杯のロウリュをすると室内の湿度が一気に上昇します。大量にストーンが載っているので簡単に石が冷めにくく、他のテントより多くロウリュ出来ます。
室温はマイルドなのに、高い湿度のおかげで息苦しさが無いのに大量発汗。お肌に潤いを与えてくれるので女性にもおすすめ。

モルジュ

『モルジュ』

6つ目となる最後はロシア製の『モルジュ』
何だよ、遠州サウナには100℃超えのテントサウナは無いのかよ!とお思いの貴方。ご安心下さい。このモルジュは世界最熱と呼ばれるテントサウナです。テントは断熱性の高い3層のキルティングになっている為、熱が逃げにくくなっています。室温は110〜130℃位。天気が良ければ140℃超えの未知の世界を体感出来ます。熱々過ぎて、怖くて誰もロウリュしないテントサウナ。おかげでカラカラストロングな昭和のドライサウナを体験する事が出来ます。幾多の殿方を蒸しあげて来た、昭和のストロングサウナ、ここ遠州サウナでも堪能出来ます。


文章:サウナイキタイのヒャダ

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